逝く人
震災後の4月11日。
数日前の夜中に大きな揺れがあったが、この日もかなり大きな余震が福島市でも記録された。
そしてその日、以前の勤務先の隣人でもあった、福島市の葵寿司の大将が急逝された。
雪の日には並んで駐車場の雪かきをし、暮れには「いつもお世話様!」と言って、大きな寿司桶ににぎり寿司を届けてくれた。
筋を通す。という言葉がぴったりの頑固職人の大将だった。
そして、とても優しい方でした。
ご冥福をお祈りします。
この日、4月26日。
大将の去った葵寿司に初めてお伺いし、ランチを食べた。
この写真はウニ豆腐。
大将の残した味だった。